最近、自転車に乗ってないなー、と思ったんです。
思い立ってマンションの駐輪場を見にいったら、ない。僕のところだけ空いてる。あれ、と思って記憶をたどると、そういえば職場の近くにとめた気がする。
急いで見にいったら、ちゃんとありました。いつもの場所に、同じ向きで。盗まれてない。よかった。このときは本当にうれしかったんですよ。再会みたいな気持ちすらあった。
で、精算機のボタンを押しました。
4,900円。
1泊100円なので、49泊です。ホテルか。
・・・
まあ、とめたのは僕なので、金額は仕方ない。払うしかない。財布から千円札を出して入れたら、すーっと戻ってくる。あれ。もう一回入れる。また戻ってくる。角をそろえて、丁寧に入れてみる。戻ってくる。新しい千円札に対応してませんでした。
一回深呼吸して、仕切り直しです。100円玉を50枚かき集めて、両ポケットに入れて戻りました。ジャラジャラいってる。今度こそ決着をつけるつもりだった。で、投入口の前に立って、1枚1枚いれはじめた。30枚まで入ったあと、31枚目を入れると、チャリーンと返金ポケットに落ちる100円玉の音が響く。どうやら、「小銭は30枚まで」らしい。
謎ルール。
30枚だと3,000円で、1,900円足りない。足りないぶんをどう入れるのかは、どこにも書いてない。このままだと精算機を破壊しそうだったので、職場にもどって社員に頼みました。古い500円玉を6枚と、100円玉を19枚。ちょうど4,900円。他人に託した。
しばらくして、ロック解除できました!とLINEがきた。よっしゃー、と声が出ました。長かった。ようやく終わった。
そのあと、領収書をもらい忘れた、と連絡がきました。
・・・
20時に仕事が終わって、やっと乗って帰れる、と自転車のところに行きました。ライトを点けようとして、手が空を切りました。ない。台座だけ残ってる。
49日間そこに置きっぱなしだったので、まあ、そうだよなという気もします。ただ、今日じゃなくてもよかった。
無灯火では走れないので、押して帰りました。
